部門長トーク

部門長トーク01

部門長トーク

対談者

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管理部
部門長 松本

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開発営業部
部門長 小谷

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製造部
部門長 酒井

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経営企画部
部門長 岩本

4部門のさらなるレベルアップと、部門間の連携強化を目指す

Q.各部門が担う役割と、部門長として大切にしていることをお聞かせください

管理部 松本:管理部では、お客様よりご注文いただいた後、資材の手配、納期管理、生産計画・指示、集荷まで、全てを担っています。他部門との関わりが広いため、スピーディーな判断が求められる部門です。
想定外のことも多々発生するため、部下からの相談も多いですが、私が一方的に解決策を出すのではなく、まず本人に考えてもらってから、最終的な判断を導き出すよう意識していますね。

開発営業部 小谷:ご注文いただいた製品をご要望通りに製作し、納品することが第一の業務です。
また、納品後のお客様へのフォローも当部門で担当しています。
ここ数年若い方を積極採用しております。時に厳しく指導をすることもありますが、後でフォローをするなど接し方には工夫をしています。部下の業務内容について、正当に評価してあげることが重要だと考えています。

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製造部 酒井:製造部という名の通り、工場でテーブル天板を一貫して製造しています。メラスパンなどの主力製品の製造技術においては、特に自信と誇りを持って製造していますね。
製造現場では、「これ、できるの?できないの?」というシーンが結構多い。そこで、「忙しいから、難しいからできません」というよりは「なんとかしてやってみようよ」といった、「気持ちよく、かっこいい」考え方ができるチームを日々目指しています。

経営企画部 岩本:事業計画の策定や推進が主な業務ですが、それ以外にも広報、人事、総務・経理、プログラムセンターといった業務も担っています。また、会社の重点プロジェクトがいくつか走っていますので、その推進も大きな役割の一つですね。
今、注力しているのは4部門間の連携を強化させること。各部門の事業計画を「見える化」し、幹部が集まるマネジメント会議で結果をフィードバックし合いながら、互いに情報共有を図っています。

「どうすればできるか?」を常に考える積極性と、
何か起こった時には強く結束できる「チームワーク」

Q.サシヒロの強みはどこにあるとお考えでしょうか?

管理部 松本:大量生産・小量生産のどちらにも対応でき、それに加えて多品種の製作が可能な点ですね。
あらゆる天板の製造を引き受け、生産できるというところが大きな強みだと考えています。
また、注文を受ける前に色々考えて躊躇するのではなく、ご依頼いただいた内容に対して「どうやって課題をクリアして製作するか?」という、前向きな姿勢が強いというところも、サシヒロの良いところだと思いますね。

開発営業部 小谷:松本部長の話とも繋がりますが、一見難しいと感じるご注文でも前向きに引き受け、試行錯誤しながら一つ一つお応えしてきた結果、今のように成長できたように思います。
そして、1つの製品が波に乗ると設備投資を行い、さらに生産力を上げる。この繰り返しで得意分野を広げてきたことが強みだと思います。

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部門長トーク05

製造部 酒井:製造現場では、過去に生産が追いつかないくらいの受注をいただいた時期がありました。
あの時は、本当にみんなが一丸となって目的に向かって動いてくれました。
難しい局面を迎えた時に、チームワークと結束力を発揮できることは、サシヒロの本当に素晴らしいところだと思っています。

経営企画部 岩本:酒井部長もおっしゃいましたが、サシヒロには何か起きた時に結集する力がありますよね。
これはなぜそうなのか?と考えた時に、サシヒロに受け継がれてきた理念や考え方のようなものが、社員にしっかりグリップされているからだと感じました。だから、いざという時に最大限の力を発揮できる。これは、大きな強みじゃないかと思いますね。

「モノ・コト」消費から「トキ」消費へ。
「オフィス」の在り方も大きく変化している。

部門長トーク06

Q.サシヒロを取り巻く業界の動向と、今後についてどうお考えでしょうか? 

管理部 松本:オフィスが担う役割が、コロナ禍前後でずいぶん変わってきましたね。
例えば、オフィスの中にカフェスペースがあるなど、テーブルの使われ方が徐々に変化してきている。
今はOEM事業が中心なので、お客様で設計された内容を元にサシヒロで製造させてもらうケースが圧倒的に多い。
しかし、時代のニーズに合わせて、今まで扱ってこなかったデザインのテーブルや空間づくり等、新しい分野にも積極的に携わっていく必要があると考えています。

経営企画部 岩本:時代は、モノ消費からコト消費に移り、さらに現在は「トキ消費」と言われています。その中でも、私たちが携わっている「空間」も、「より快適で幸せな時間を過ごしたい。そのための空間」という位置づけになってきていると感じます。
私は、オフィス家具を通して「心地よい空間、そこで過ごす”トキ”」が、サシヒロの提供できる価値の本質だと思っています。
その空間に、私たちの製品が多く使われるようになれば、こんなに嬉しいことはないと感じますね。

今までと同じことをしていては、生き残れない。
自らの枠を破り、「変化」していく意志が必要

Q.経営理念でもある「強く必要とされ続ける」企業であるためには、どんなことが必要でしょうか?

管理部 松本:今までは、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)、Service(サービス)に重点を置いて事業を進めてきましたが、これらはどの企業も当たり前のようにやっていることです。お客様にとっても「できて当たり前」という時代なので、当然それだけでは生き残っていけません。
「強く必要とされ続ける」ためには、他社との突き抜けた差別化を、さらに推し進めていかなければならないと強く感じています。

開発営業部 小谷:先ほどの話題にもありましたが、コロナ禍で世の中の価値観に色々な変化が出てきました。
サシヒロも、これから数年間で、新たな商材を扱ったり、今までにはない製品を製作するなどの取り組みが必要です。
それに伴い、社員にも新たなことに柔軟に対応できる力が求められていくと感じています。

部門長トーク07

製造部 酒井:松本部長がおっしゃる通り、ものづくりにおいてQCDS は絶対です。この「絶対」を、継続的に続けられるかがまず非常に重要。
そして、小谷部長のお話しとも通じますが、お客様のニーズは世の中の動きに合わせてどんどん変化していきますので、新しい発想や取り組みはこれから必須ですね。そのためにも、部門長が社員にどう意識付けしていくか、ということも非常に重要だと考えています。

経営企画部 岩本:皆さんのおっしゃる通りですね。
ただ、枠を越えられない、突き抜けられないのは、もしかしたら人の考え方や価値観じゃないかな、と。そこが一番のハードルだと思っています。
今は、時代の変化が速くそして大きい。そうなると、今までと同じ戦い方では乗り越えられないんですよね。一回、ぶっ壊すくらいの考え方でないと、突き抜けることはできない。実は「変化」の邪魔をしているのは、自分の心じゃないかなと思っている。自分との戦いです。

ショールーム化は、会社を挙げた一大プロジェクト。
お客様に、「サシヒロ」を体感してほしい。

Q.今後、注力して取り組んでいきたい計画やプロジェクトは? 

開発営業部 小谷:現在、工場を中心とした、会社全体の「ショールーム化」プロジェクトが走り出した段階です。
お客様に、実際に工場を見ていただいて、よりサシヒロの製品について理解や信頼を深めてもらえる仕組みを作ろうと、会社全体で動いています。
もう一つ、ウェブを利用した工場見学も推進中です。営業部門の担当者が、オンラインで製造過程や製品の案内をしながら工場内を回るという企画で、東京をはじめ遠方のお客様にも広く対応していきたいと考えています。

製造部 酒井:「ショールーム化」プロジェクトは、会社をあげた一大プロジェクトですからね。
数年後、「えっ!」というようなかっこいい工場になっているのではないかと思っています。
ご見学いただいた時に「ここなら安心して任せられる」「この製品買ってみたいな」と思ってもらえるような、そんなサービス・空間を創り上げていきたいですね。

管理部 松本:管理部では、「基幹システム」の更改に向けて取り組みを開始しました。
受発注・在庫管理などを効率化させ、お客様に対して、スマートかつ幅広い対応の実現を目指しています。全部門に影響のある壮大なプロジェクトなので、他部門の助力も得ながら進めているところです。

経営企画部 岩本:様々な重要プロジェクトを推進する為には、「組織づくり」と「人づくり」!これが私の仕事だと思っています。教育やスキルアップといった個人の成長のバックアップはもちろん、プロジェクトを横軸でまとめていくことも当部門で注力していきたい内容ですね。

部門長トーク08

サシヒロの次の100年を支える、新しい風が必要。
私たちと一緒になって、新しいチャレンジをしてほしい。

サシヒロに入社を考えている方に、メッセージをお願いいたします。

管理部 松本:サシヒロは、自分のやったことが結果としてすぐに現れます。成功も課題もすぐ感じられるので、やりがいや次へのステップアップにつなげやすい。それがサシヒロで働く魅力ですね。
創業から110 年経ちますが、次の100 年に向かうためには皆さんのような新しい風が必要だと感じています。私たちと一緒にこれからのサシヒロを築いていきましょう。

開発営業部 小谷:本社事務所の横に工場があり、作る製品を毎日見ることができるというのは、非常に恵まれた環境だと感じています。私は営業部門ですが、サシヒロは部門を超えて工場の社員ともいろいろな会話ができると思います。入社いただいた皆さんには、できるだけ毎日を充実したものにしてほしいし、社員一同そう願っています。ぜひ一度、私たちに会いにきてください。楽しみにしています。

製造部 酒井:製造って、一見単調のように見られがちですが、実は新しい発見の連続。そして、毎日の「気づき」の積み重ねで高品質なものが生まてれていく。これがものづくりの楽しさです。サシヒロは、まだまだ伸びしろのある会社。私は、他社との「違い」を追い求め、ぶっちぎれる会社を目指しています。そんなサシヒロというチームに「入団」するような気持ちで、思い切って飛び込んでくれたら嬉しい。一緒に「ものづくり」できることを楽しみにしています。

経営企画部 岩本:私は、サシヒロにキャリア採用で入社しましたが、入社してみて感じたのは、「やりたい!」と手を挙げればチャレンジさせてもらえるということ。企画力も必要だし責任も伴いますが、そういったことをやらせてもらえる環境って、そんなにないと思うんですよ。きっと、めちゃくちゃ面白いですよ!
自ら考え、自ら動くことができる人はどこへ行っても活躍できると思います。新卒の方はもちろん、キャリアを積んだ方のチャレンジもお待ちしています。